県民に移植医療について考えてもらい、臓器提供の意思表示を促進させていくとともに、
医療機関に対し移植医療体制整備等の支援を行い、県内の臓器移植を推進していくことを目的とします。
移植を待つ人のために私たちができること
日本臓器移植ネットワークに臓器移植の希望登録をしている人は全国で約1万4千人(2020年6月現在)2019年に全国で移植が受けられた方は過去最高の480人でしたが、
毎年移植希望者のうち1〜2%ほどの方しか移植が受けられない状況です。移植を待つ人のために私たちができること。臓器提供についてのあなたの思いをご家族に話してみてください。そして、あなたの気持ちを意思表示してください。
臓器移植とは、病気や事故によって臓器が機能しなくなった方に、他の方の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療です。
日本の移植医療の技術水準は諸外国と変わらず、国内でほとんどの移植を受けることが可能です。それなのに、国内で移植を受けることができる人はごくわずかです。移植を待つ人に比べて臓器を提供する人が極めて少ないためです。